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競争

 ゼミ生が学校の部活を社会体育に移行するには何が障害になるかを調べています。方法は、色々な人にその可能性を聞き、意見をもらうのです。

 その中で社会体育に移行したら「大会はどうするのか?」という疑問があります。

 なんで大会が必要なのでしょうか?

 そこでゼミ生に言ったのは「だったら、毎回のテストで点数と順位を廊下に張り出すべきか?」と聞きました。首を振りました。そうしないと意味を見いだせない勉強に意味があるか、健全であるか?と聞きました。首を振りました。では、なんで「大会をどうするのか?」という疑問に反論が出来なかったのか?と聞きました。彼は、それで生きてきたから、と応えました。

 今までずっと甲子園は不快でした。ところが今回の大会は爽やかです。勝っても、負けても、爽やかです。ようは、大会に参加できたことを喜ぶからです。

 そもそも、大会に優勝して、それが何です?

 もし、勝つから得るものがあるとしたら、甲子園で得るものがあるのは1校です。勝っても、負けても、得るものがあったと思えるようにすべきです。教育者ならば。だって、校内でもレギュラー争いがあるのですから。

 だから、多くの子どもたちから全国レベルの大会から切り離して欲しい。もちろん、全国レベルの大会を運営して競争させる組織があってもいい。でも、学校教育とは分離して欲しい。勝負の勝ち負けでモチベーションを与えているのは、廊下にテストの点数を並べているのと同じです。醜い。

追申 全国レベルの大会があるから、自らの出世と、収入が確保されている人は少なくないですね。

未来社会

 私は予言をします。ただし、神からの言葉を託される預言ではありません。論理的な帰結を述べているのです。

 私が予言した当初は、アーリーアダプターの方でさえ「理屈はそうだが、さすがにそうならない」と思うし、マジョリティの人は「馬鹿馬鹿しい」と思います。しかし、数年後にはアーリーアダプターの人は「本当にそうなっている、これってどんどん進行するのかな」と思います。そしてマジョリティの人にもハッキリとした変化は見えるのですが、見たくないものは見ないのでスルーします。

 私の予言の的中率が高いのは、ドラッカーの書いている予言の方法に忠実だからです。その方法とは、すでに起こっていることを外挿することです。私の予言したことは、既に起こっていることばかりです。ただし、多くの人からはレアケースとしてスルーされています。では何故、私はそれを見いだせるのか?それは私が工業化社会のコードと脱工業化社会のコードの違いを理解しているからです。だから、雑多な情報の中からトレンドの兆候を見いだせます。

 トラッカーの予言方法の第二は、自分が予言することを実現することです。つまり、物事の進行を早めることです。そのために私は『学び合い』とは直接関わりのない本を多く出しています。例えば、以下のようなものです。

 

親なら知っておきたい学歴の経済学 https://amzn.to/34Ww6WG

2030年 教師の仕事はこう変わる!  https://amzn.to/2QHkAGi

特別支援学級の子どものためのキャリア教育入門 基礎基本編 https://amzn.to/2F0A9pG

特別支援学級の子どものためのキャリア教育入門 実践編 https://amzn.to/3gRXmYB

教師がブラック残業から賢く身を守る方法 https://amzn.to/3lPQtuG

仕事はここまで削減できる! 学校改革スタートブック https://amzn.to/31LyJbM

Society5.0に向けた進路指導 https://amzn.to/2QHkiiG

子どもが「学び合う」オンライン授業 https://amzn.to/3lDXleo

 

 教科教育が専門の私が何故、上記のような本を書くか?それは私には夢があるからです。上記の本を読まれた方ならご存じの通り、私は地元の学校がコアになる、一生涯を支え合える地域コミュニティを創造したいのです。

 そのような地域コミュニティが素敵で、自分や我が子がその中で過ごしたいと思う方々に思います。上記の本は武器なのです。今、それを必要としているが知らない人に紹介して下さい。少しでも早く、16%のキャズムを超えて、新しい教育・社会を生み出しましょう。

リフレッシュ法

 私の研究室のある階の一つ下の階にゼミ生達のいる部屋があります。私はそこに2時間から4時間の間隔で行き、中学生並みのことをしています。具体的には、「後ろからそっと近づきビックリさせる」、「中学生レベルの下ネタを言う(中学生レベルというのは、ウンコ、オシッコを連発する小学校レベルでもなく、リアルな高校生レベルでもない、たわいもない下ネタです。ただし女子学生がいるときはしません)」、その他、様々な馬鹿話をします。そんなことをしてゲタゲタと笑って研究室に戻ります。

 これって私にはとても重要なのです。

 私は仕事をし始めると集中します。例えば原稿を書き始めると最長5時間ぐらい没頭します。その間、ずっとキーボードを打ち続けるのです。だから、本の初稿は3日ぐらい、年間の連載だったら3時間ぐらいで書き上げることもあります。ただ、没頭して仕事をすると頭が痛くなるほどパンパンになるのです。そんなとき、ゼミ生と馬鹿馬鹿しいことをしてゲタゲタ笑うとリフレッシュできて、また、没頭できます。

 本学学生がコロナに感染した結果、8月中は学生は構内に入れません。そのため、学生と直接会えません。寂しいし、リフレッシュできないのです。

 幸い、明日から解禁です。待ち遠しい。