■ [親ばか]ゴーヤの離乳食
同じカレーといっても、日本のカレーとインドや東南アジアの本場のカレーは全く違います。本場のカレーを食べ続けていたら、日本人なら、胃がおかしくなるものだと思っていました。しかし、テレビで驚くような映像を以前見ました。東南アジアの普通の家庭での一場面ですが、親が食べているカレーを、離乳初期若しくは中期の赤ん坊が食べているんです。慣れというのは凄いナーと感じました。
離乳食に関する、色々な本を読んでみると、離乳食を通して我々は味の基本を獲得するそうです。その際、「苦み」というのは重要で、是非、味あわせる必要があるそうです。夫婦で何か無いかナーと考えたところ、「ゴーヤ」が良いのではという結論になりました。早速、その日の離乳食には、ゴーヤを茹でたものを混ぜました。ところが、息子は「綺麗に」それを避けて食べました。「ちょっと」悩んだので、沖縄出身のHさんに、カレーの話をしながら、「沖縄の子どもは小さいときからゴーヤを食べているんだよね?」と聞いてみました。Hさんは呆れたように笑いながら、ゴーヤを食べられるようになるのは沖縄の子どもでも小学校中・高学年だと教えてくれました。安心しました。ちなみに、息子はピーマンが大好きなので、それで良いだろうという夫婦の結論になりました。