■ [目出度い!]合格
本日、博士課程の合格発表がありました。M2のKさんが見事合格されました。 我がゼミとしては5連勝です。試験は専門試験、外国語、面接です。そのうち、外国語と面接で決まります。外国語に関しては、学部ゼミ生、学卒院生の各位のサポートを受けていました。その結果、十分な点数を確保しました。我がゼミで鍛えられたのですから、面接には不安はありませんでした。しかし、面接官の一人として面接して「見事!」と思いました。「こりゃ、絶対に合格する」と思いました。もちろん落ちた方もKさんに負けず劣らず見事な方でした。ただ、博士課程の試験に関して情報が不足していると思います。我がゼミには合格した人が一杯います。その方から、いろいろな情報をKさんは得ることが出来ます。それが最後の差を作るものだと思います。つまり、集団の力の賜です。
Kさんは既に西川研究室が過酷であることを十分承知の上で、あと3年間、プロトコルの海に漂う研究をされたいと希望されました。極めて能力のある方です。博士の資格の基礎となる論文は、ちょちょいとクリアーするでしょう。しかし、能力のある結果、失敗が少ない。失敗する前に、微調整をして無難にまとめる。でも、本当に凄い研究は失敗から生まれます。だって、失敗に見えるのは、既存のパラダイムに乗っていないからです。最初の1年で基礎論部は堅め、あとは、大冒険をして欲しい。
追伸 と言っては何ですが、もちろん博士3年のTさんの最終試験、博士2年のMさんの資格認定試験も、当然の事ながら合格しましました。