お問い合わせ  お問い合わせがありましたら、内容を明記し電子メールにてお問い合わせ下さい。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。             

2007-02-17

[]登校拒否 12:10 登校拒否 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 登校拒否 - 西川純のメモ 登校拒否 - 西川純のメモ のブックマークコメント


 最近大学に行くのがなんとなく嫌です。学び合い研究しているのに、対人関係を結ぶこと、特に、大人と交渉ごとをするのが嫌いです。が、嫌いなのにも関わらず、得意で勝率は高い(私の力というより、同志の協力の賜物)。そのため、なおさら、その手の仕事が集まってくる。いままではT先生に矢面に立ってもらったのですが、この頃は他の人に代わってもらえない。さらに言えば、今後、最低、3年間はこの状態が続きます。日帰りの出張から帰ると、家内から「元気よさそうね」と言われます。理由は大学にいかなかったからです。このことをKさん(今年、小学校から大学に異動しました)に言ったら、「現場では、毎日、登校拒否でした。朝になると頭が痛くなる」とあしらわれました。なるほどと思います。

 私の現場経験は、オール1の子達を教えた高校教師です。1学年1学級ですので、普通高校中学校のように、一つの授業案を何回も使うことは出来ません。小学校教師並みに教材研究をしなければなりません。そして、相手は、少しでも手を抜くと授業が成立しない子どもたちです。朝10時に勤務し(定時制高校でした)、学校を出るの11時ごろです。しかし、不思議学校に行くことは苦ではありません。というより、学校にいるのは大好きでした。理由は大人との交渉ごとが無かったためだと思います。大学に異動して、ごくごく短期間、学校に行きたくないというのはありましたが、これだけ長い期間、そう思うのは初めてです。

 本日博士課程の仕事のために大阪出張です。大学に行かなくていいのはホッとするのですが、家族と会えないのが辛い。

追伸 今度、学部生の卒研でお世話になっている学校管理職と飲む約束をしています。気の許せる方々ですので、とても楽しみです。いろいろ教えてもらって、いっぱいウルウルしようと思います。研究打ち合わせのついでですが、どちらが、ついでだか分かりません。他県の学校ですので、もちろん、出張ですし、大学に行きません。この意味でも楽しみです。この数ヶ月で、もっとも楽しみにしているイベントの一つです。