■ [大事なこと]酒席
年度末です。酒席が多いです。本日もです。
私は酒が大好きです。また、話したい人(最大三人以内)との話は好きです。しかし、いわゆる宴会というのが大嫌いです。
理由は簡単に言えば「我が儘」なのです。そして、一般に人に対する興味があまりないのです。だから、相手に合わせて話すのが「損」と思ってしまいます。だから学生時代(正確に言えば生徒時代から)の宴会が好きではありませんでした。
しかし、そのような生き方は非常に損です。だって周りの人は私を「変なやつ」と思うだろうし「つきあいの悪いやつ」と思うのは当然です。そう思われれば、周りからの情報やサポートが少なくなる。
でも、なんだかんだと理由を付けて先送りをしていました。そして学部時代は、自分一人で飲むか、気のあった数人だけと酒を飲むという生活をしていました。
でも、大学院に入って人と人との繋がりが大事になってきました。それまでは講義を聴いてれば良いのではなく、自分が積極的に何かをしなければなりません。そのためには、周りの人の助力が必要です。
最初は、私は宴会で泳ぐ能力を得たいと思いました。しかし、私のような者は無理です。そこでやったのは、第一に宴会の幹事をやりました。宴会の幹事をやれば、幹事の苦労が分かります。どのようにすれば安く満足するかが分かります。分かりやすいのは、ビールで飲み会をすると非常に高くなるのです。カクテルを飲むのは高くなります。つまみの種類も考えなければなりません。
我が儘でケチの教員がいます。その人の顔を立てて、気持ちよくするにはテクニックがいります(本学に就職してから、そのテクニックを使った院生・学生は一人もいません)。
ハッキリ言って、不愉快でした。楽しくなかった。でも、そのおかげで他研究室の教員から「西川は参加しないのか」とのお声がかかるようになりました(これまた、本学に就職してから、そのテクニックを使った院生・学生は一人もいません)。そして、他研究室の幹事役として参加することも生じるようになりました。(この不快さを一度も感じさせなかったのが、私の指導教員の小林先生であり、私の理想の姿です。)
やがて大学に異動し、助手時代を経ました。そこで学んだのは酒席はどうでもいいということです。飲みにケーションとしつこく言う人に大成した人はいません。酒席はきっかけに過ぎません。最後に勝つのは、その人の仕事です。その人がいなければならないと認知してもらえれば、酒席はどうでもいいのです。
飲みにケーションが大事だと若い人に言えば、「それは業務命令ですか」という愚かな人がいます。損な生き方です。そんな人が生き残れるほど、生やさしい社会ではありません。飲みにケーションをごたごた言われるのが嫌ならば、幹事をやれば良い。それで他研究室の飲み会の幹事をお願いされるだけになれば良い。そして、飲み会に参加しなくても、認められる実績を上げれば良い。でも、それが出来ないならば、普通のつきあいをすれば良いのです。
しかし、『学び合い』は個人では無く集団で考えるのが作法です。その子とが分からないならば、それを伝えないのが問題です。伝えないのは、そのような人がいることを自らの損とは考えていないからです。そして、その責任は管理職の問題です。
追伸 ちなみに年齢が進むと金で解決する部分があります。つまり、ゼミ生の酒席に関してはご芳志を数万円渡し、さっさと帰るという小林先生がやっいた作戦をしています。金離れはしないのに、長尻の教員をどう言っていたか。それは院生を経験すれば分かります。ふぉふぉふぉ
■ [お誘い]上越教育大学
もうすぐ新年度ですね。同志の皆様、特に高校教師の皆様へのお願いです。
私は『学び合い』で学んだことのある子どもを教えたいと願っています。で、上越教育大学の宣伝です。もし、皆様の周りに小中学校の先生になりたいという方がいましたら、本学を推薦下さい。
推薦する理由
その1)入りやすい。以下で示すような特徴があるのですが、知名度が高くないので入りやすい大学です。お得です。
その2)本学の全教員は150人です。おそらく、ごく一般的な国立大学の教育学部の2倍はいます。小学校免許だけの私立大学の5倍以上います。その一方、学部学生定員は160人です。これは上越教育大学が大学院を中心とした大学という特徴に由来します。この比率は東大を軽く超え、日本のトップクラスです。
その3)本学は修士課程ばかりではなく、博士課程を持っています。私は教え子に博士の学位を与え、色々な大学で教えています。
その4)地元学校と関係が良好です。そのため、教育実習では半数以上は地元の一般校で実習をしています。
その5)本学の大学院には日本全国の現職教員が派遣院生として在学しています。そのため、現職院生と一緒に学べるという特徴があります。
その6)先のスタッフ数の特徴から生まれることですが、教科教育のスタッフが多様で充実しています。
その7)教員が教育熱心です。他大学出身者が大学院生として入学すると、授業のことで驚きます。学部生に「教師になって役立つと思い、面白かった授業をしてくれる先生の割合はどれくらい?」と聞くと、積極的に高い評価を与えている教師の割合は6~7割程度です。これって凄いと思いません?
その8)学生宿舎が充実しています。上越は物価は高くないし、郊外型大型店も多いです。結果として、お安く生活できます。http://goo.gl/Vxjc6
その9)多くの教員養成系大学は地元の学生が殆どを占めています。しかし、国立大学では非常に希だと思うのですが、全国型の大学です。学生には北海道から沖縄からの人もいます。
その10)人口の多い都道府県が採用者数をどんどんあげています。その近くの大学の合格率は上がっています。本学はそのような恩沢をあまり受けていません。採用者数が本当に少ない県出身者が多く学んでいます。その中で高い合格率を誇っています。
ね、凄いでしょ。自慢の大学なのです。推薦下さい。
あっ!一つ付け加えるならば、
その11)ハンサムで学生が食べきれないメガ盛ラーメンを食べられる西川教授がいる。ということです。
■ [お誘い]山梨の会
1 日時:2013年4月26日(金)18:30~20:30
2 会場:山梨県立図書館交流ルーム201
甲府駅北口すぐ 駐車場有 新しくできたとっても素敵な施設です!
https://www.lib.pref.yamanashi.jp/access/index.html
3 対象:『学び合い』に興味のある方全て
4 内容:変更するかもしれませんが…
・子どもの姿に学ぶ時間(VTR検討)
・授業づくり(年度の最初だからこそ!)
・フリートーク
5 会費 有職者 100円、大学生、院生 0円
6 持ち物 お菓子少々