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出口

 本学には150人の教員がいます。小さい大学なのに教員数が多いのは大学院を中心とした特異な大学です。昔は苦労なく定員充足できました。ところが全国の教員養成系国立大学・学部が教職大学院となり、本学の特異性が薄まってしまいました。そして、学生数の減少も相まってしまいました。

 本日、新年度のゼミ生配属が決まりました。私と赤坂さんの研究室には人が集まる傾向は昔からありました。一方、教科系の学生数が減少することによって、対比が鮮明になりました。本学の全大学院生数と全学部3年、4年生数の合算の約1割が二つの研究室に所属しているのです。大学関係者であれば、この異常性に気づかれるでしょう。

 本来、個人プレーではなくシステムとして解決すべきなのですが、県庁所在地にない、つまり後背地を持たない本学においては、個人プレーに頼らざるを得ない部分があります。簡単に言えば、県庁所在地にある大学にあるものでは勝負にならないのです。

 どうしたらいいのだろう?私はあと2年で退職します。