■ [映画]アナと雪の女王
家族で「アナと雪の女王」に行きました。前評判通り、楽しく楽しめました。
が、同時に考えました。
「なんじゃこれ」という映像はなかなか出会えません。「2001年宇宙の旅」、「スターウォーズの最初(エピソード4)の最初のスターデスロイヤーのシーン」、「風の谷のナウシカ」、「ジュラシック・パーク」に匹敵するものは無いですね。「凄いな~」、「いいな~」という映画は山ほどあります。でも、「なんじゃこれ」という映像はありません。そして、作品の主題や主演者の凄さで感動するものはあります。でも、「アナと雪の女王」は映像で勝負の映画です。というならば、「2001年宇宙の旅」、「スターウォーズの最初(エピソード4)の最初のスターデスロイヤーのシーン」、「風の谷のナウシカ」、「ジュラシック・パーク」に比べれば一段落ちる。
前評判ではデズニーの最高傑作だそうです。でも、私的には「ダンボ」の方が内容的には優れていますし、「101匹ワンちゃん」の方が優れていると思います。せいぜい、ジブリ作品が「風の谷のナウシカ」以降、作品を誇る際、コマの枚数や制作テクニックを誇るが様です。それは基本コンセプトの延長上の改良のレベルです。
何が言いたいか。
息子が映画を見たら「アングリ」して、しばらく無口で、そして「もう一度見たい」とは言わしめる映画に出会いたい。あの喜びをあじあわせたい。
追伸 出張中「ノアの方舟」を見ました。楽しめました。でも、「もう一度見たい」とは思いません。風の谷のナウシカは何度見たか分かりません。見るに堪えうる作品です。老後も見ると思う作品です。