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2018-04-23

[]医者 07:17 医者 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 医者 - 西川純のメモ 医者 - 西川純のメモ のブックマークコメント

学び合い』に対して批判される方は、医療を例に挙げています。その多くは、「医者が患者に「なおしなさい、さあどうぞ」では直るわけない」というような論です。一見、正しい論のように思えます。しかし、違います。http://manabiai.g.hatena.ne.jp/jun24kawa/20170915/1505423454

[]内容依存 07:01 内容依存 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 内容依存 - 西川純のメモ 内容依存 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』は内容によって出来ない物があるという方がいます。違います。何故なら、『学び合い』はホモサピエンスの基本的な戦略であり汎用性があります。現在の学校教育はあだ花です。詳しくは「『学び合い』の手引き ルーツ&考え方編」(https://amzn.to/2HRtICV)をご覧下さい。

[]願い 06:55 願い - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 願い - 西川純のメモ 願い - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は「分かりやすい授業」、「楽しい授業」、「教科の本質を伝える授業」を目指しているわけではありません。私は「一人も見捨てられない社会・教育」を目指しています。そのツールとして「分かりやすい授業」、「楽しい授業」、「教科の本質を伝える授業」の方法論を構築しています。この違いは、問題・限界があった時に、「一人も見捨てられない社会・教育」と「分かりやすく、楽しいく、教科の本質を伝える」ことのどちらを優先するかに関わってきます。

 例えば、『学び合い』でやると自分の考える教科の本質が伝えられないと思ったときに、『学び合い』でその教科の本質を伝えられるにはどうしたらいいかを考え、さらに、そもそも一人も見捨てられない社会・教育に繋がらない教科の本質に意味があるのかを問い直す」か、それでは『学び合い』をしないかの選択に現れます。

 そして、子どもは分かりやすいから、楽しいから、教科の本質が伝わるからで授業を聞くか聞かないかを決めているのではありません。授業者の心で決めています。さて、「一人も見捨てられない社会・教育」と「分かりやすく、楽しいく、教科の本質を伝える」のどちらを子どもは選ぶでしょうか?私は前者だと思います。特に、一人も見捨てないことは得だと語る『学び合い』においては決定的です。