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2019-07-06

[]働き方改革 22:03 働き方改革 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 働き方改革 - 西川純のメモ 働き方改革 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ある編集者から働き方改革の本を書いてもらえないかと言われました。色々な小技はいろいろあります。が断りました。結局、「教師ブラック残業から賢く身を守る方法」(https://amzn.to/2Xx2oVJ)につきているのです。その本で書いたとおり、現状は違法・脱法です。だから、「嫌です。駄目です。」と言えばいいだけのことです。でも、「出来ません、だって・・・・」という読者に対して、何を書いても無駄からです。ようは、上手く「嫌です、駄目です」と言えるだけの人が増えるしかない。その最初は、我が儘が効く年齢・立場の人です。

 この手の文章をよんで「だって・・・」と思われる方は、聞き流してください。

 私は「難しいな・・でも、こういったらなんとか出来るかも」という人たちに情報を流しています

[]本質 21:42 本質 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 本質 - 西川純のメモ 本質 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私が初等理科教育法を担当しているとき講義・演習のテーマシンプルにしていました。例えば、「虫って何?」、「植物って何?」、「燃えるって何?」・・がありますシンプル課題を与えると、単純な言葉には深い意味があり、それが小学校中学校高校で変わることが分かります。その上で小学校で何を学ぶべきかを考えさせます

 あのとき学生さんの姿は教師として嬉しい。

[]stp 21:33 stp - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - stp - 西川純のメモ stp - 西川純のメモ のブックマークコメント

 企業マーケティングにおいては、「全ての顧客を狙った商品は、誰から必要とされない」ということはあたりまえの前提です。ところが、公立学校にはそれが皆無です。全ての顧客相手にしている。でも、それは全ての顧客を満足させていない。

 まず、自分学校ステークホルダーを分類する作業必要です。次に、自分学校がどのステークホルダー顧客を選ぶかを決めなければなりません。その顧客が求めるものを決めてサービス製品提供するべきです。

 もちろん、選んだ顧客以外を捨てるという選択肢は、今の公立学校にはありません(今後あるとは思いますが)。ようは、軽重をつけたサービスをすべきです。そして、説明責任を果たすべきです。

 あ~。こんな、1+1は2であると同じぐらい、馬鹿馬鹿しいことを、学校が、行政が分からないのだろう。それは「全ての顧客を狙った商品は、誰から必要とされない」ということが分かっていません。

 分かりやすい例を一つあげましょう。勤務時間外の保護者クレームを延々と聞いて、対応しているのは、セグメンテーション、ポジショニング、ターゲティングが何もしていないということです。

 みなさんの読んだことのある改革案の中で、顧客を想定しているものがありましたか?ないでしょ?ちなみに、私は、常に、イノベーターアーリーアダプターです。そして、それがごく一部であることを自覚しています。でもね、「一人も見捨てないことは得だ」というスーパーテクニックを加えています