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ゲバラ

 ゲバラが我が子に贈った言葉は素晴らしい。その思いでゼミ生と接しています。以下の通りです。

 『世界のどこかで、誰かが蒙っている不正を、心の底から深く悲しむことのできる人間になりなさい。それこそが革命家としての、一番美しい資質なのだから。』

 私は革命家になりたくありません。だって、幸せな最後は迎えられないから。ましてや我が子、教え子になって欲しくない。でも、そのような共感能力を持って欲しい。世の中で活躍するに必要な能力は、話がうまくて、人の喜びと悲しみを共感する能力だから。

 『学び合い』においての壁は声高に『学び合い』を非難する人ではありません。ごくごく普通の先生方が、2割の子どもがどれほど苦しんでいるかを感じられないことにあります。そして、その2割を見捨てて大人になる8割の子どもの将来を恐れられないことです。しょうがありません、教師になる人は学校教育フィットし、まともな家庭で育った人が大多数ですから。

 でも、少なからざる教師が、その苦しみに気づいています。ただ、それを目視すれば苦しくなることが分かるから、それを無意識に気づかないようにしています。我々は最後は死ぬことを知っているのに、それを恐れて毎日を過ごしていないのと同じです。そのような方々に、2割の子どもの苦しさを直視し、そして「まし」になる道があることを知って欲しい。