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始める方へ

 新年度から『学び合い』にトライしようとしている方も多いと思います。その際、以下の5冊を以下の順序で絶対に読んでください。ありがちなのは『学び合い』スタートブック(https://amzn.to/2VROLy4)1冊を読んで実践する方が少なくありません。あの本は、『学び合い』の素晴らしさを書いていますが、テクニックの記載が弱いのです。

 まず、『学び合い』のテクニックを俯瞰するためには『学び合い』ステップアップ(https://amzn.to/2IqYzHB)をお読みください。

 子どもに任せるということに不安をお持ちな方は多い。いいのです。それが普通です。不安な方は今までの指導法と『学び合い』をブレンドします。しかし、ブレンドしないでください。カレーもアイスクリームも美味しいですが、それをブレンドしたら不味くなります。今までの指導法と『学び合い』は根本的に哲学が違います。ブレンドすると子どもが混乱します。だから、ブレンドしないでください。その代わりに、週一から始めることを勧めます。例えば、金曜日の算数の授業は『学び合い』で、それ以外は今まで通りにやるのです。これだったら出来ますよね。この方法で始めて、『学び合い』のすごさを感じてください。

 このために週イチで出来るアクティブラーニングの始め方(https://amzn.to/39vJbFP)を用意しました。

 『学び合い』を始めると、色々と悩むことがあります。ご安心ください。『学び合い』は数千人の教師が二十年以上実践を積み上げているのです。だから、起こることは整理され、それに対する対応策は整理されています。それは『学び合い』を成功させる教師の言葉がけ(https://amzn.to/3aAdqeI)にまとめました。おそらく、どこかで覗いているのでは、と思うほどお見通しなのです。

 『学び合い』を実践すると、子どもたちの人間関係の向上は比較的短期間に現れます。そこで満足してしまう人がいます。しかし、人間関係と学力はコインの裏表なのです。ちんたらとやっている運動クラブと、必死になっている部活とどちらが一生涯繋がれる仲間をつくれますか?『学び合い』を実践すれば、平均点を20点ぐらい上げるのはたやすいことです。信じられないでしょうね。でも、手品には種があります。その種を学力向上テクニック入門(https://amzn.to/2VQuVDv)に書きました。

 以上の本の通りにやれば、人間関係も学力も驚異的に向上します。しかし、教員間の人間関係の地雷を踏んでしまう人がいます。ようは子どもたちに求めている「おりあい」を自分自身がつけていないことにあります。これを避ける方法を、みんなで取り組む『学び合い』入門(https://amzn.to/3aAeWxv)に書きました。

 そして、その本の通りにやってください。

 ありがちなのは、『班を決めない、とあるのに、「まあ、班を活用してもいいよね」』、『40分近く子どもに任せると書いてあるけど、最初は教えなければならないよね』等々の我流があります。何でも、最初はその通りにやるべきなのです。『学び合い』は徹頭徹尾、学術データに基づいて構成されています。

 1年間実践すれば、自分なりの我流を入れて良い部分と、いけない部分が分かります。そうなれば本の型から離れても結構です。でも、最初は学術データと実践データによって整理された型に従ってください。

 全部読みやすい本なので、4月までには読み終わります。