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本体

 『学び合い』を実践しているために職場や保護者や子どもからの反発を受けていると思っている人がいますが、それは誤解です。

 あなたが教師であるとき、隣のクラスの教師がどんな指導法に基づいて授業を行っているか気になりますか?私は全く気になりません。

 しかし、隣のクラスの教師が、あなたの授業のやり方に否定的に思っていると考えていたら反発するでしょう。隣のクラスの教師の授業によって、あなたの授業がやりにくくなったら反発するでしょう。

 つまり、『学び合い』を実践しているかではなく、周りの人に対しての考え方、周りの人に対する配慮の問題なのです。

 教師は授業によって教師を評価しません。職員室での行動によって評価します。私はゼミ生に対して繰り返し、「おはようございます、ありがとうございました、すみませんでした、お先に失礼しますの4つの挨拶を徹底すること。そして、ちょっとでも余裕が出来たら、私が出来る何かありませんか、と言いなさい。そうすれば可愛がられる」と語ります。

 ようは「みんなで取り組む『学び合い』入門」(https://amzn.to/32grOHR)を読めばいいのです。『学び合い』を理解出来ない人、反対する人を健全な集団の一つの役割と理解出来れば、イライラとせず、否定的な考えを持たず、配慮が出来るはずです。

 保護者が教師の指導法を気にしますか?しません。少なくとも圧倒的大多数の保護者は気にしません。ようは子どもがニコニコと学校に行って、ニコニコと学校から帰って、持って帰るテストの点数が高ければいいのです。それだったら「学力向上テクニック入門」(https://amzn.to/3k7Yvxm)を読めば、それは容易いことであることが分かるはずです。実際、テストの点数を上げることなんて、とても簡単なことです。

 私は私の職場の同僚と仲良くやっています。当然、同僚の多くは、『学び合い』の実践者でもなく、実践者も私ほど尖っていません。しかし、それは全く問題になりません。互いに教師として尊敬し合い、学生さんのために出来ることを協働しています。当然、私の考え方を極論だと思っている人は少なくないでしょう。でも、人としては良好に繋がっています。