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「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」はBL(そもそも30歳の男同士をボーイと分類するのが無理があるが)ではありません。障害を持った人同士の純愛ドラマだと思います。

 一方は外見が良すぎて、その人の内面を見られない人。例えば、身長が高いことがいいからといって195cmの人は、そのことだけを見られる。その人がバレーボール選手だったら、それを生かせる。でも、195cmということはその人の一つのキャラクターに過ぎない。もう一方は、かなりの能力があるのに、それを正しく評価されない人もいます。だから、自分の評価が本来よりもかなり低い人がいます。

 障害を持った同士の純愛ドラマがこのドラマの本体だと思います。イケメンの町田さん、赤礎さんが演じているからわかりずらいけどね。だから、BLものなのに多くの人に共感される。

 この構造は「君に届け」という映画と同じです。しかし、男同士ということで、障害が大きく、告白の閾値が高い。

 私が大学生時代に熱狂した、「摩利と新吾」、「日出処の天子」はいずれも恋は成就しなかった。両方とも悪人はほとんどいません。善人ばかりです。だから幸せになってほしかった。今回は善人が幸せになる。これからの5回の放映で、どんどんいい人が幸せになってほしい。