６月１８日に教師のためのお金の増やし方がわかる本（https://amzn.to/3z7A8bi）が出版されます。お読みになる方々へのアドバイスです。本を読めば、長期分散投資は安定した投資であることはご理解出来ると思います。しかし、貯金しか知らない方には、不安だと思います。そこで、本書で書いてある投資方法を、まずは１万円から始めるのです。
長期分散投資が成功するポイントは何もしないことなのです。ところが投資には暴落が付きものです。その時に慌てて損切りすると投資に失敗します。暴落しても何もしないことが正解なのです。
現在の進行で行けば、本年度末には調整局面があり１割から２割の暴落が予想されます。もし200万円を投資したとすれば、一気に20万円から40万円が消えるのです。心臓に悪いですよね。これ以上に損をしないために手放したくなります。
とりあえず1万円を投資しましょう。そうすれば暴落の被害は千円から二千円です。これだったら冷静にいられます。何もしなければ、まあ、半年程度で元の価格に戻り、それから継続的に上昇傾向に転じます。次の暴落は金融緩和策による金融景気から、脱コロナによる景気回復の実態景気への移行に伴う必然的な暴落です。
一度、暴落を経験すれば、何もしないことが一番大事であることを学ぶことが出来ます。だからお勧めです。
追伸 以上のことを書くと、「じゃあ暴落したときに投資を始めればいい」と思う人もいるでしょう。しかし、プロのトレーダーも暴落時期と底値を予想することは困難なのです。それを予想して売り買いするアクティブ投資より、予想せず何もしないインデックス投資の方がリターンが高いことがデータとしても示されています。
