「物理学をちょっと教えて下さい。」と聞かれたら、標準的な教科書を数冊紹介して、分からないことがあったら連絡して下さい、と言うだろうな。
でも、「物理学のさわり」を教えてくれる人が多い。
ある程度以上のことに関しては、何も考えず学ぶことが必要です。
「さわり」を求める人に、ず~っと付き合っています。それが普通の人の対応だと分かっています。でも、ゲンナリします。自分は苦労せず、私に苦労することを求める人が多いことに。
私は最低限の5冊、そして、その先の本も用意しています。私の頭の中は「その先」に満たされているのです。『学び合い』に関しては「本をお読み下さい」でつきます。
私のもともとの専門は理科教育学です。数少ない学会賞をいただいた一人です。でも、それをSNSで語ることはありません。
『学び合い』に関しても、私以外の方々が発信してくれています。
じゃ、わたしは責務はなにか、今後の社会と子ども達の幸せなのです。実は、それが『学び合い』の奥義です。結局、それが分かった人が迫力ある語りを出来ます。