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出来ること

 色々な方から、「日本の教育を変えたい。何をしたら良いですか?」と聞かれます。野心的な方です。私は私の本で書いていることを紹介して、興味を持った方に紹介して下さい。と言います。

 私は様々な本を書きました。多くは、『学び合い』入門者用の本です。しかし、私の目的は『学び合い』ではなく、子ども達の一生涯の幸せです。だから、教科教育が専門の研究者が書かない本を書いています。

 学歴の経済学(https://amzn.to/3DHyu1o)、教師がブラック残業から賢く身を守る方法(https://amzn.to/3FOIV59)、Society5.0に向けた進路指導(https://amzn.to/2YKLEeX)、教師のためのお金の増やし方がわかる本(https://amzn.to/3lI5D7f)なのです。

 私の意識は、面白い授業、分かる授業ではなく、子どもの幸せなのです。

 断言します。文部科学省、都道府県教育委員会の様々な試みは無駄です。それは愚か・無能ではありません。彼らは改革は出来ないし、すべきではない。これはクリステンセンの言うように市場占有者の戦略なのです。

 改善ではなく、改革が出来るのは市場占有者ではありません。市場占有者の一部であるあなたでもありません。改革は、ユーザーが起こします。

 義務教育を一日も行かなくても、卒業証書はもらえます。それに反した場合、財務省が絶対に認めません。高校を行かなくても、大学検定を受ければ、大学受験を出来ます。この仕組みを分かれば、5教科以外を一度も学ばなくても、大学に進学できます。

 今、公教育以外の選択肢が生まれています。

 みなさんが、それぞれの学校段階の教師が、教え子と保護者につたえるのです。

 子ども達、保護者達が、その選択をし始めたら、チェックメイトです。

 そうすれば、市場占有者である皆さんの雇用者である人たちが動きます。

 今、子ども達は就職に繋がらない教育を受け、非正規雇用にたたき込まれています。我々はシフト期間を短くすべきなのです。