今日、他ゼミの女子の子どもがマスクをせずに話していました。私がゼミ生の頭をスリッパでたたいているのを見ているので恐縮していました。以下、会話です。
安心して、私がたたくのは男子ゼミ生だけだから。
でも、残念だな~。君を信じていたのに。
(その子が謝ります)
いいえ、君が謝る必要はないよ。君を信じた私が悪いのだから。
(かえって、すみません)
あはははは。いい。子どもに対しての脅し方、おだて方は、『学び合い』でも一斉指導でも、教師の職能のイロハのイだよ。さて、脅し方のツメをしようか。
何故、本学の学生さんがコロナワクチンを接種できたと思う。いい、我々大学教員より優先しているのだよ。
(実習で学校に入るから)
一部正しいね。
現状では12歳以下の子どもはワクチンを接種できない。
その子ども達を守るために、我々が出来ることは何?
(ワクチンを接種すること)
そうだよね。では、今、君に出来ることは何?
(マスクをすること)
正しくないな。我々の出来ることは、我が身を守り、関わる人を守ることだよ。そうしたら、当然、人と語り合うときマスクをするよね。
(頷く)
ということは、今度あったとき、マスクをせずにべらべらしゃべっていたら、君は子どもの健康、子どもの家族の健康を何も考えていないのだよね。
(少し考えて、頷く)
これが「脅し方だよ」あはははは。
ご安心あれ、ゼミ生であれ、他ゼミであれ、間違うのは仕方のないことです。何度でも。ようは、年長者が付き合えばいい。それ以上に、仲間が指摘すれば良い。