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スルー

 ゼミ生の質問に「文部科学省が○○ということを言っていますが、先生はどう思われます」という質問が比較的多いです。私のSNSのタイムラインにも、その種の記事が流れます。ゼミ生には「そんなの気にしなくていいよ。そもそも文部科学省にはそれを命ずる法的根拠は無いのだから。(日本中の教師の圧倒的大多数は法を読みませんから、法的根拠があり命令できると思い込んでいます)そもそも日本中にいる、新しいことはやりたくないと思っている教師を動かせると思う?」とゲタゲタと笑いながら応えます。

 私は踊る大捜査線の名台詞「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ!」という言葉を頭に浮かべます。

 教育改革は文部科学省で生まれるのではありません。じゃ、どこで生まれるか?今の教育を見切った保護者と子どもというイノベーター・アーリーアダプターが集まる、広域通信制学校やフリースクールで生まれると思っています。公立関係では、不登校特例校や特別支援学校だと思っています。しかし、マジョリティ側のアーリーアダプター、マジョリティ、ラガートという9割の人にはそれが見えない。

 ま、そう見える私が変なのですが。ま、そういう理由で、文部科学省関係のニュースはとりあえず即スルーです。あと5年ぐらいでキャズムを越えて、市場占有者も対応し始めるでしょう。不登校特例校はその準備とも考えられます。