本日はオンラインゼミで、あるゼミ生が「悩みがないんですよね?」と言うので、大爆笑しました。ゼミ生曰わく、『学び合い』を始めたことは色々悩んだけど、今はあの頃の悩みが無いとのこと。
これはオンラインゼミだけのことではありません。オフラインゼミ、つまり上越教育大学で私と普段接するゼミ生は『学び合い』のことは聞きません。それはゼミ生集団で分かるから。私に聞くのは日々の悩みです。でも、徐々にその悩みがなくなっていくのです。何故なら、西川先生だったらこう言うだろうなというミニ西川が生まれるから。
それからオンラインゼミ生を軽くいたぶり、その人が面白い授業・分かりやすい授業で満足していることを語りました。まあ、その人にとっては、そこで完結したら幸せなのかもしれませんが。でも、その志では、集団をリードする2割弱に見捨てられます。彼らをリードする教師になるためには、彼らより上の次元で考えられて行動できることが必要です。
その時に必要なのは、解決策ではなく、解決すべき問いです。その問いが、より広範囲に、より難しいとき、その教師がリードできる子どものレベルが決まります。