私のタイムラインには噴飯物の情報が入ってきます。
曰わく、1万円ぐらいの投資で1千万円以上のリターンが短期で得られるというものです。
みながら、大笑いしますが、欲深な人が引っかかるのだろうな、とおもます。
その手の詐欺の人たちには、詐欺に引っかかった人の個人データが高値で取引されているそうです。何故かと言えば、その人達は、引っかかりやすい人だからです。何故なら、欲深で、努力を厭うからです。人は信じたい嘘を信じます。冷静に考えれば、そんなのありえないと思うのが普通ですが、欲深な人は簡単に儲かりたいと願うので、それに応える嘘を信じたいので騙されます。何度もね。
では、適正な話と、詐欺的な話との違いをド素人が判断するにはどうしたらいいでしょうか?
実は簡単です。
リターンが年率が5%プラスマイナス2%以内ならば、検討の余地があります。ようは機関投資家はそれをわかっているから、長期分散した投資をしています。そのリターンは5%プラスマイナス2%以内です。
しかし、詐欺はもの凄いリターンを保障します。その段階で詐欺だと分かります。
何故、詐欺なんでしょうか?
何故なら、それが本当だったら機関投資家がそれを占有し、我々の入る余地はありません。
同様に、各種指標(例えばバフェット指数)などを使って説明する人がいます。でも、機関投資家はそんなの十分分かって投資をしています。それも、素人相手にセミナーをしている人と違って、機関投資家はチームでやっています。
もし、それを越えていたら、インサイダー取引です。それは当局に早晩検挙されます。
私のゼミ生(オンライン、オフライン)からは資産形成の相談を受けます。私は素人です。でも、素人には素人のアドバイスをします。実は、資産形成のポイントはごく簡単なのです。ただ、簡単なことを持続することが難しい。ゼミ生が悩んだとき、馬鹿馬鹿しいほど簡単なことを語ります。
オンライン学生の方が素直です。ま、具体的にベットしているからでしょうね。