私の思考と世間の思考が乖離し始めたのは、20年以上昔からだろう。昔は程度の違いだったが、今は次元の違い。かつては怒りを感じてたが、今は脱力感、そして頭から追い出しています。
例えばGoogle検索やChatGDPを排斥している入試や教育、脱力します。その人達は入試改革で目指していた（文部科学省が見事にこけた）入試を知らない。つまり公正と公平、測定論的に言えば、正確と精密の後者が分かるが、前者が分からない。
本当に優れた学生をとりたいならば、前者を優先すべき。が、多くの高校、大学は後者を優先する。そりゃ、前者を優先したら、後者を優先すべきと思っている進学元の進路担当者から嫌われるから。
そんなの無理って思うのが普通ですよね。でも、数百年前から欧米のエリート校はそうしていました。彼らは、飛び抜けた子どもを採りたいのです。そうでない子は、トップ校ではなく、専門学校や職業系高校に進学する方が幸せだと知っています。
我がゼミのミッションは「自分の心に響き、多くの人の心に響く教育研究を通して、自らを高め、一人も見捨てない教育・社会を実現する」（https://jun24kawa.jimdofree.com/%E8%A5%BF%E5%B7%9D%E7%A0%94%E7%A9%B6%E5%AE%A4%E3%82%92%E5%B8%8C%E6%9C%9B%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B%E6%96%B9%E3%81%B8/%EF%BC%95-%E7%A0%94%E7%A9%B6%E5%AE%A4%E9%81%8B%E5%96%B6%E3%81%AE%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E6%96%B9%E9%87%9D/%E7%9B%AE%E6%A8%99/）です。これの正解をGoogle検索やChatGDPで出せますか？無理です。Google検索やChatGDPで出した応えを言ったら、言下に大笑いしますでしょう。ビックデータの出す答えは、私を超えることはありませんから。
そうです。教師が常に悩み、藻掻いて、学び続けていたら、そして、その教師がGoogle検索やChatGDPを使って藻掻いていたら、浅薄な回答は分かります。
だからGoogle検索やChatGDPを排斥しようとしている人、組織は、Google検索やChatGDPと同じ地平にいるのです。
私の気持ち。そんなレベルで教師しているの？
