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民主国家

 テレビで「冤罪の深層」という番組を見ました。内容は組織防衛のために公安の中間管理職が事件を創り上げ、上層部がそれにのったという内容です。そして、その当事者は誰も罰せられないという内容です。ムカムカします。

 が、我々教員はどうでしょうか?

 デリケートな子ども達と日々接しています。悪き無い、多くは、よかれと思った行為が、その子にとって決定的になる危険性があります。どのように解釈されるかは、予測不能です。その責任をとれますか?

 国家賠償法という法律があります。その第1条第1項には「国又は公共団体の公権力の行使に当る公務員が、その職務を行うについて、故意又は過失によつて違法に他人に損害を加えたときは、国又は公共団体が、これを賠償する責に任ずる。」とあります。しかし、第2項には「前項の場合において、公務員に故意又は重大な過失があつたときは、国又は公共団体は、その公務員に対して求償権を有する。」とあります。

 つまり、組織防衛をするのは工業化社会では仕方がない。保護者からの訴訟に対しては職員を守りましょう。しかし、内部としてその行動の是非を評価すべきです。

 NHKの特集では、昇進したそうです。アメリカのザ・レポートという映画も同じような結果です。より上位が、民主国家とは何かを理解すべきだと思います。ま、無理ですが。