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日常

 本日は、越後『学び合い』の会です。でも、この会は私と無関係です。私の関わっているのは、講演会(ただ働き)と懇親会(ただ働き)の「ご発声」です。ま、かわいいゼミ生だから許しています。私は『学び合い』に関して、やることはやりました。あとは後進に任せています。私がごちゃごちゃし続けなければ『学び合い』がなりたたないほどやわで無いと思います(本日も、そのことを言ったとき、頷いているひとが少なからずいました。嬉しい

)。

 日本全国から、この会のために参集して非日常を過ごしています。

 が、私は基本、日常です。

 朝起きて、家内の朝食を食べて、大学に行きます。淡々と過ごします。昼は家内とのデートです。つまり、家内と一緒に昼飯を食べて、家内と一緒に買い物をします。これが土日・祝日の日常です。

 大学に戻ってからも、淡々と過ごします。そして、学生が呼びに来て会場に行き、講演(?)をします。終わって直ぐ帰ろうとすると、集合写真をとるから、ということで呼び止められました。それが終わったら、直ぐに研究室に戻りました。

 しばらくして、懇親会に参加しました。私の仕事は「ご発声」です。私と関係なく、いい感じ。会が始まってから、ずっと会場の隅でウーロン茶を一杯、飲んでいました。そして、そっと、帰りました。そして帰宅し、風呂に入り、家内と晩酌。

 ということで、本日の私の非日常は全部併せても2時間半以下ですね。

 でもね、その姿を全てゼミ生にさらしています。でも、それが我が儘と思ったらゼミ生は私を捨てます。しかし、それが正しいことをゼミ生達は理解しています。こんな我が儘が私の考える『学び合い』の最終形です。それは幸せのモデルなのです。それを実現する道が『学び合い』のセオリーであり、それを授業レベルに落とし込んだのが、一般の方が分かる『学び合い』の授業なのです。

 私の志の最初は、理科教育学を学問として確立することでした。でも、今は全く違った次元におり、そのことによって幸せに退職後が過ごせます。