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ビックリ

 私が数学者で、高校生から線形代数を研究したいと言われたとします。私は線形代数を何で知ったかを聞きました。高校生はネットサーフィンをしたら、その言葉にヒットしたとのこと。線形代数の本を読んだかを聞くと、読んでないそうです。私は、線形代数入門(齋藤正彦)をまず読んで、それで相談したければ、再度連絡してほしいと言います。

 笑えますが、嫌な感じはありません。初々しいなと思います。

 最近、ぶったまげたことがあります。上記と同じです。

 学校の研修テーマとして『学び合い』をとりいれたいと相談メールが来ました。話をしてみると、ふわふわしているのです。佐藤学先生の学びの共同体との境目もあやふやでした。私が二重括弧ということを言ってもきょとんとしていました。話しているうちに、その方々の言っているのは『学び合い』ではなく、“学び合い“であることが分かりました。私の本は一冊も読んでおらず、ネットサーフィンでヒットしたので相談したとのことです。私は『学び合い』ステップアップを読んで、それでも興味があったら連絡してほしいと申しました。

 ある意味、凄い時代になったし、凄い人たちだな~っと思いました。