■ [入試]受験5箇条
もうすぐ大学院入試があります。私の所にも、何人か問い合わせがありました。現職教員の方の場合、十数年ぶりの試験です。合格するとは思っていても、「もし落ちたらどうしよう・・・」と不安になっている方もおられます。そのような方に、受験5箇条をお教えしています。その五箇条とは以下のようなものです。
1.解答用紙に受験番号と名前を書いてください。
2.解答用紙の白紙は避け、何か書いてください。
3.ただし、解答用紙の「へのへのもへじ」は書かないでください。
4.面接において、進学の理由を聞かれた際、「武力革命によって日本政府を打倒する」とは言わないでください。
5.面接官が多少、失礼な物言いをしても、殴らないでください。
現職院生の方が学習臨床コースを受験する場合、以上を守れれば合格すると私は思います。
現職で受験を許された方の場合、都道府県段階で厳格な審査を受けております。我々が求めている臨床研究は、現場に密着した研究です。従って、我々が求めている院生像は、現場で求められているものと大きな違いがありません。従って、都道府県での判断と、我々の判断に矛盾が生じることはまずないと思われます。以上の5箇条を知って受験すれば、解答用紙や面接で、本来の自分自身を出せるのではないでしょうか?
追伸 大学卒の受験生の場合、都道府県段階の審査を受けているわけではありません。しかし、学卒の段階で臨床研究の重要性を気づいていることは評価出来ます。我々は「落とそう、落とそう」という気持ちは、爪のあかほどもありません。「受験生のよいところを見出し、入学して貰おう」という気持ちです。受験問題も、面接における問答も、その気持ちがベースになっています。リラックスして、普段の自分を出して下さいね。
■ [親ばか]調教
昨日は雨です。大学から自宅に帰ってから、息子と市の子どもセンターに行こうと考えました。しかし、最近、手足口病が新潟県で流行していることを思い出し、人混みは避けようと思いました。しかし、屋内で、かつ人混みが少ない、オープンな場所って殆どありません。色々悩んだ結果、大学に行くことにしました。盆休みで、かつ、夕方の6時過ぎなので人もおらず、薄暗い大学の中を探検しました。息子は「たんけんしようね」といって喜んでいます。また、大好きなエレベーターに乗れて、いたくご満悦です。そのとき、面白いことに気づきました。
息子は元気いっぱいで走り回ります。外に出ると、とにかく走り出します。交通事故や迷子のことが心配なので、走り出す息子を捕まえ、外に出たら父・母の手を握って歩くよう、強く躾ている最中です。その息子が、自分から私の手を強く握って、大学内を歩いているんです。そこで、ふと思い出しました。綱を引っ張り、飼い主を引き回す犬をしつける場合、見知らぬ場所に連れて行くそうです。見知らぬ場所では不安なので、自然と犬は飼い主の脇にぴたりとよりそいます。薄暗い大学内は息子にとって見知らぬ場所です。だから、自主的に手を握ったんだと思います。