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2004-07-13

[]ニュース速報 08:27 ニュース速報 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ニュース速報 - 西川純のメモ ニュース速報 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日の朝、仕事をしていると、Ymさんが来ました。手には巨大なビニール袋です。なんと巨大なスズキです。負傷しつつもつり上げた釣果だそうです。本日の昼休みはスズキの刺身です。Yさん見てる~。詳細は(http://juenwest.hp.infoseek.co.jp/n/member.htm)にのると思います。取り急ぎ、速報です。

[]夏休みの予定 08:27 夏休みの予定 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 夏休みの予定 - 西川純のメモ 夏休みの予定 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 関係各位に夏休みの予定をお知らせします。7月24日から8月10日までは大学に行きません(いけません)。その期間に三つの講演会、一つの集中講義、二つの学会、一つの連合博士課程の会議が入っています。それ以降には8月19~20日は連合博士課程の院生のTさん、Kさんのプレゼンがあります。23日から26日は愛知県の先生が研究室に研修に来られます。27日は群馬県で講演があります。28日は本学大学院の入試があります。30日は上越で講演会があります。そして盆休みはとります。ということで、7月24日以降で「今のところ」予定の入っていないウイークデーは8月16、17、18、31日です。時間指定して数時間だけなら時間を割けるのは、8月11、12、19、20、23~26、30、31日です。ただし、メールは見ていますので、期間中はメールで連絡して下さい。7月24日以降に届く郵便は、8月11日まで読めません。

追伸 上記はあくまでも現在の予定です。先週1件の講演依頼があり、今日も1件の講演依頼がありました。

[]鈴木 08:27 鈴木 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 鈴木 - 西川純のメモ 鈴木 - 西川純のメモ のブックマークコメント

  本日は、Ymさんが素晴らしい釣果(スズキ)をもたらしてくれました。その釣果を学生食堂で、みんなに見せびらかしながら、みんなで食べたいと思いました。と、ところがです。本日は昼休みは教授会です。「その他大勢」の会だったら、「し~らんぴ」を決め込むところでしたが、どうしても抜けられない会でした。残念無念。でも、でも、会が終わってから、家族分を分けてくれたスズキの刺身盛りを頂きました。本当にドッチャリでした。家に帰ると家内が目をまん丸にしていました。本日のメインディッシュはスズキの刺身です。家内は「このお魚はYmさんからいただいたものなのよ」と何度も息子に言い聞かせていました。私の方は、家内にYmさんの武勇伝や、それを助けたIさんの話をしました。

 あの量ですから、当然のように食べ切れません。とにかく食べようと思って一生懸命に食べたのですが、半分近くは残りました。明日のメニューに使わせてもらいます。私の希望では、鈴木茶漬け(鯛茶漬けではありません)の朝食を希望したのですが、家族の食事のバランスを考えてくれる家内の判断に任せています。

 Ymさん、それにIさんありがとう。

追伸 食堂でのメンバーの食事はゼミのホームページに掲載されています。

[]懺悔 08:27 懺悔 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 懺悔 - 西川純のメモ 懺悔 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私には定時制高校でのオール1の生徒相手に鍛えた話術があります。また、大学院での勉強・定時制高校での先輩教師・歴代の院生さん・学生さんを通して学んだ教材があります。従って、そこらの大学教師のレベルを超えた授業が出来る、と不遜ながら自負しています。 でも、そのような授業を我々は否定します。授業開きの初期に、子ども達に教室のボスであることを認めさせる際に「授業のうまい教師」であることは必要です。でも、それは求めている最終段階ではなく、あくまでも、ごく初期にやるだけで、続けてはいけません。教師は徐々にフェードアウトしなければなりません。そして、学習の主体者は子どもとなり、教師は目標の設定者に移行しなければなりません。我々が目指す教師は、一定の話術・教材の力を持ちつつも、それを封印することが出来なければなりません。  と、分かっているのですが、どうもズルズルと「授業のうまい教師」を引き延ばしているようです。どうも、私にとっての週に1度の講義(十数回)は、エンターテイメント性の高い講演会の様なものになっているのかもしません。そして、私にとっての授業とはゼミ(全体ゼミ、学年ゼミ、個人ゼミ)なのかもしれません。

  かつて大学院においては我々の求めている授業に近い授業をした年度もあります。方法としては、最初の2、3回は熱く語り、その間にテキストを指定しそれを読むことを課します。そして、受講生に課題を与え、それを発表する形式です。学部の全学必修の授業を担当していた時も、基本的にその方式でした。ところが、今年度はその形式を取らず、最後まで教材と話術で引きつける授業をしつづけています。原因は私の「教えたがり」の性分だと思います。私は西川研究室が明らかにしたことに愛着があり誇りがあり、それゆえ語りたいと願います。また、私の語りに対する学生さん、院生さんの反応を味わい、感じたいと願います。

 そこで、ここに懺悔します。教えたがり、語りたがりの教師の性に関して、罪深い私を、みなさんお許し下さい。講義における私は、我々が目指している教師の姿ではありません。そして明日も、思いっきり語る授業をする予定です。

追伸 少なくとも西川研究室の皆さんは理解してね。教えたがり、語りたがりの私が学年ゼミでは出来るだけ沈黙を守っています。個人ゼミでは、「わたしは知らないよ」とか「何で私に聞くの?」なんて言わなければなりません。さらには、全体ゼミでは、我慢できずに語り始めると、Hから「先生、喋りすぎ」とイエローカードが出されます。だから、年に十数回の授業ぐらいは、語りたくなっちゃうんだよ・・ね。

[]つぶやく 08:27 つぶやく - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - つぶやく - 西川純のメモ つぶやく - 西川純のメモ のブックマークコメント

 大きな声で「褒め」ます。現在のゼミの状態は、私が上越教育大学につとめて18年間の中で初めて状態になりつつあります。我々が研究で明らかにしている学習集団の求める姿に近づいています。多くのメンバーが、それを形成することに関わっていることを知っています。素晴らしいと思います。

 でも、不満が二つあります。第一は、今の状態の素晴らしさを、私と同じようにメンバー全てが理解しているだろうか?と思います。その素晴らしさを感じて欲しいと願います。第二は、今の状態を文化にすることです。それが成立したら、どうなるでしょうかワクワクします。

追伸 どん欲な私は今、考えていることがあります。M2をM2たらしめているのは、M1なんです。4年を4年たらしめているのは3年なんです。では、M1・3年たらしめているのは何でしょう。それはM2や4年であると同時に、M0や2年のように思います。異質で多様な集団を形成する責務は私にあります。それにしても、私は強欲だと思います。