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2005-01-14

[]目標 09:56 目標 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 目標 - 西川純のメモ 目標 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨年1年色々なことが起こりました。T先生が副学長にでられるという、我々にとっては激変の年でした。それに伴って、我々の研究室の「場」が変わったことを私は意識していたつもりだったのですが、気づかない点も多く、「抜」がありました。その結果として歪みが生じ、色々な面で再調整をしなければならないと感じます。もしかしたら、多くのメンバーは、その歪みを感じておらず、再調整の必要性がないと感じられているのかも知れません。しかし、歪みはたしかにあり、それが多くのメンバーに意識化されていないことに最大の問題点があるように思います。そこで、西川研究室の歴史的経緯をふまえ、我々が何を目指し、何をしているかを、ちゃんと説明する必要があると思います。本日、ホームページに「西川研究室の目標」を作成しました。メンバー各位は熟読してください。近日中に、時間を取って、皆さんの前で、熱く、強く、しつこく目標を語りたいと思います。今後、これらを成長させ、研究方法論に関しての「実証的教育研究の技法」に対応するような古典に成長させたいと思います。

 数人のOBに下読みして頂きました。その一人の方から、「簡単ですが、すべて読めば西川先生の考えが入っています。あとは、研究室のみんながそれこそ話し合いで自分のものにしていくしかないでしょう。」というレスを頂きました。研究は「資料を読み」、「自ら考え」、「人と語り合う」ことによって成り立ちます。これは資料に過ぎません。自ら考え、人と語り合うことによって魂が吹き込まれます。考え、語り合ってください。もう一つあります。ここで書いているのは目標です。一部は方法も含んでいますが、出来るだけ方法を制限することを避けるようにしました。下記で示される目標を実現するために、どのようにすべきかは皆さんが考えてください。

 ここに書いたものには、全て過去の経緯があり、その経験に基づく「願い」があります。従って、さりげなく書いているところにも意味があります。その意味を読み取って頂きたいと思います。そして過去の経緯ではなく、これからに関して積極的に話し合って欲しいと思います。私は皆さん全員の有能性を信じ、期待しています。

追伸 本メモが1000件目のメモです。