■ [親ばか]漢字
最近、息子が漢字に興味を持ち出しました。最初は「東京、上野、大阪、福岡、仙台・・」等の大都市を読み始めました。このあたりは何となく想像出来ます。電車好きで、その手の本を一生懸命読んでいる内に覚えたのだと思います。少なくとも「東京、上野、大阪、福岡、仙台・・」レベルの大都市の場合は、一度か二度は教えたと思います。しかし、不思議なことがあります。
先週末に行った軽井沢旅行は、高速道路で移動しました。その際、信州中野インターのあたりで、「なかので降りないの?」と息子が聞きました。私は「降りないよ」と答えました。また、しばらくすると「しんしゅうって何?」と聞きました。私は「長野県のことだよ」と答えました。しばらくしてから、ふと変だなと感じました。おそらく、私は「中野」のことや「信州」のことを教えたことはありません。そして、高速道路の看板には漢字とローマ字は書かれていますが、ひらがなは書いていません。その後、上田インターの過ぎたところで、「うえだで降りないの?」と聞きました。私は「うえだ」を教えたことがないことはかなりの確信で言えます。
考えてみると、最近、テレビ画面に映される漢字を指しながら「これ○○?」と聞くことが少なくないことに気づきました。それらは私が意識的に教えていないものです。可能性があるとしたら、息子の読む本にある漢字をルビを頼りに覚え始めているようです。親ばかとしては、嬉しいかぎりです。でも、その前に、ちゃんとお茶碗とお箸を持って、おしゃべりをある程度押さえてコンスタントに食べ、一定時間内に食べきれることを覚えて欲しいものです。