■ [親ばか]著書
息子は本屋が大好きです。本屋に行けば、1時間でも2時間でも大丈夫です。大きな本屋にいくと私の本があります。それを見せると「これは、おとうさんのほん?」と不思議そうに「西川純」という漢字を読みます。
家に帰ると、「ほんつくったんだよ~」と自作の本を見せます。見ると、全48ページの本で、一枚、一枚、セロハンテープでくっつけています。表紙には「コロコロクリリンのじどうしゃレースのまき」とあります。見ると二つの自動車が書かれ、 それぞれ3人と二人が乗っています。山あり、川ありの様々の所を競争しています。それをニコニコ見せながら、「これ、ほんやにおけるの?」と聞きました。
私の39歳で最初の単著を出しました。息子は6歳で単著を出しました。