■ [ゼミ]お世辞
家内は結婚前は幼稚園の先生でした。幼稚園の先生はこき使われます。家に帰ればヘトヘトです。ということで、結婚前は家事はお姑殿がやっておられたと聞いています。結婚前にお姑殿が家内の特訓をしました。ということで、結婚後、家内は家事との格闘が始まります。では、現在の家内はというと。おのろけだと思いますが、家内の料理は絶品です。シチューなどは、どんなレストランよりおいしいと思います。どんなホテル・旅館の料理を食べても、家内のみそ汁以上に美味しいみそ汁を食べたためしがありません。その他、どんな料理も美味しい。何故だろうと考えたことがあります。その結果として、お姑殿がちゃんとした料理を家内に食べさせ、その結果として、美味しいものは何かを家内が学んだためだと思います。そして、お姑殿が丁寧な家事をする方で、それをじっと見て育ったためだと思います。その舌があるから、あとは、丁寧に仕事をしながら自己修正した結果、今の家内があると思います。料理以外の家事も、全て同様です。つまり、基本です。
本日、我がゼミの3年生が、某小学校におじゃましました。来年になれば、その学校で1ヶ月以上、長期宿泊施設を利用しながら、実践研究をします。その学校の研究会があるので、参加しました。私は授業と、抜けられない会議があったので、彼らを送り出しました。その学校の先生から、「学部生さんは、しっかり学び合いを理解している」とメールを頂きました。不遜ながら自慢します。我がゼミの3年生は、そんじょそこらの大学3年生とは違います。現職院生さんを含む、多種多様なメンバーの中でもまれた学生です。私は「な~んも」教えなくても、メンバーから多くを学び、教えている彼らです。だから、何がよいか、何が悪いかはよく分かっています。でも、まだ、どうすべきかは双葉マークです。でも、でも、何がよいか、何が悪いかが分かれば、あとは状況がそろえば、きっと開花します。それも、彼らの姿の未来に、彼らが教えるであろう数万の子ども達の姿を見える方々が受け入れてくれるのですから、万に一つの憂いもありません。
3年のみんな。「本校に2人くらい、新任教諭で欲しいです。(○○県の採用試験を受ける方はいらっしゃいませんか?!)」という言葉をある先生から頂きました。この言葉を誇りにして欲しい。同時に、その言葉を裏切ったら、私は本当に「怒る」よ。でも、心配することはありません。君らが「みんな」で、受け入れてくれた学校の子どもと先生と「みんな」で高まろうとすれば、間違うことはありません。詳細は、明日聞きます。君らが褒められて、私は誇らしかった!
お世辞かもしれません。でも、そのお世辞を、本当にするのがこれからの君たちです。