■ [大事なこと]うどん
私は「うどん」が大好きですが、世の中には「うどん」が大嫌いな人がいます。もし、その人が香川県に本社がある「うどん」会社に勤めたとします。おそらく、「うどん」を色々な機会で食べなければならないでしょう。それはきついです。嫌いと言うほどではなくとも、毎回毎回となれば、嫌いになってしまいます。そこでです、長野支社に2年間出張になったとします。長野はそばどころです。美味しいそばが一杯です。うどんを食べなくてもいいと思います。でも、2年後には香川県に戻ります。さて、どうしたらいいでしょうか?5年に一回、長野県支社への2年間の派遣があれば、それはそれで骨休めでしょう。でも、生涯に1度しか長野支社への出張が出来ないとしたら、どうしたらいいでしょうか?私だったら、「うどん」と「そば」を食べ比べながら、「うどん」の美味しさを探りたい。決して「うどん」断ちをしないでしょうね。そんなに、つらいんだったら、その会社を辞めればいい。
大学で先輩大学人から諭されたことがあります。「西川さん、本学に派遣される先生には、せめて2年間、子どもから解放されたいと思っている人がいるんですよ。だから、文献や教科内容をやりたい人がいるんですよ。」と諭されました。でも、私はニコニコ承っていましたが、心の中で、そんなに嫌ならやめればいいのに、と思っていました。だって、自分の仕事から逃げても、その後の長い教師人生があるんですから。
■ [う~ん]尻に火がついてきた
来週から、怒濤の出張が始まります。一応、電車の切符は買い求めました。が、講演や集中講義の最終チェックはまだです。まあ、口先三寸でなんとでも出来ますが、最終チェクをしないと不安で不安で・・・。が、明日は大事な会議がある。ふ~
■ [ゼミ]学卒院生
本日、修士1年の学卒院生とゼミをしました。おそらく他の研究室の学卒院生だったら、目の玉が飛び出るようなノルマと思えることを自分に課していきます。私としては当然だという顔で話しますが、心の中では「なかなかやるな」と思っています。彼らは週何回も「呪文シリーズ」の学校に入っています。その学校で観察していることを議論すると、さすが我がゼミと思います。子どもの見取りが確かです。と、全国的に自慢します。
追申 要は、子どもたちを徹底的に観察し、分析することを「特権」と思えるか、「義務、ノルマ」と捉えるかの違いだと思います。当然、我がゼミは特権と考える人が所属します。ただし、子どもを見ることを、義務、ノルマと思うような人が、何故、教師をやっていたり、教師になりたいと思うのだろうか、私には謎です。