お問い合わせ  お問い合わせがありましたら、内容を明記し電子メールにてお問い合わせ下さい。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。             

2008-02-12

[]群馬の会 22:10 群馬の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 群馬の会 - 西川純のメモ 群馬の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

Yzさんのブログを読んで群馬の会の申し込みメールアドレスが抜けていることが判明しました。メールアドレスはmanabiaigunmaとyahoo.co.jpを@でつないでください(スパムメール対策です)。詳細は、http://manabiai.g.hatena.ne.jp/jun24kawa/20080207にあるとおりです。事務局の方のメールによれば、事前申し込みが60名を超えたそうです。人数が多いほど、多様であるほど、学ぶものは多いというのが『学び合い』のセオリーです。いろいろな同志の方と、ゴチャゴチャと語り合って高まりましょう!

[]S小学校ライブ 22:01 S小学校ライブ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - S小学校ライブ - 西川純のメモ S小学校ライブ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は島根から来た学生さんと一緒に上越のS小学校にライブに行きました。島根と上越は遠く離れています。昨日のうちに上越入りされ、朝、S小学校に行きました。定番で異学年学習と社会科の『学び合い』を見せていただきました。

 何度か書きましたが、普通、異学年学習というと内容を調整したり大変です。ところが、『学び合い』ではごく簡単です。同じ場所で、『学び合い』をすればいいのですから。それぞれの学年はそれぞれの学年の学習課題をこなすだけです。この異学年のすばらしさはいろいろなところで宣伝しているのですが、定常的にやっているのは日本で(いや世界で、いや大宇宙で)S小学校だけです。『学び合い』を実践している同志の方も、参観して、その自然さに驚かれます。異学年学習は11月頃からやり始めましたが、実にしっとりしたものです。いいな~・・・と思います。次の社会科の『学び合い』は、もう何も言うことありません。実践されているK先生は自家薬籠中のものにされています。

 実践の後、お二人のK先生とお話しさせていただく時間をいただきました。学生さんからの質問に応えていただきました。気負い無く、かつ、どん欲に『学び合い』を実践されていることが分かります。私からの願いは、もっと多くの教科で、もっと多くの先生方を巻き込んで、です。来年度はひと化けもふた化けもすると思います。ワクワクです。

[]ビデオ鑑賞会 22:01 ビデオ鑑賞会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ビデオ鑑賞会 - 西川純のメモ ビデオ鑑賞会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 S小学校から帰ってから、ビデオ鑑賞会をしました。一つは同志からの郵送で送られてきたビデオをみんなで見ました。ゴチャゴチャと見ていると楽しいし、勉強になります。実にしっかりとした『学び合い』でした。面白かった。

 それを見ているときに、修士2年のSさんが、「修士1年の時のビデオを見ると勉強になるよ。『学び合い』のセオリーで頭がパンパかパンになっているときの実践している授業を見ると勉強になる」と言い出しました。ということで、突然、修士1年のFさんのビデオ鑑賞会になりました。抱腹絶倒のビデオ鑑賞会でした。私がFさんの『学び合い』のセオリーに反する、ありがちな教師の行動を見つけ出してはからかいまくり、Fさんが盛んに言いわけをするという繰り返しです。本当に笑いが絶えなかった。でも、あれだけセオリーに反することをしているのにも関わらず、『学び合い』が成立すると言うことは、第一に『学び合い』は人間の本能に由来するものであるということを感じました。そして、第二に可視化等の『学び合い』のテクニックを駆使しなくても、また、個別対応をしていても、『学び合い』のハートが教師にあれば『学び合い』は成立すると言うことを感じました。

さてFさんのビデオ鑑賞会が一段落したら、島根からの学生さんから是非、中学校の実践も、という希望が出ました。さんざん抵抗しましたが、Nさんが下宿まで戻ってビデオを持ってきて、鑑賞会です。Nさんは「だめだ~、だめだ~」と連発していたので、「どうせ、セオリーに反することを連発しているだろう」と予想していました。そして、いつからかってやろう、大笑いしてやろう、と身構えて鑑賞しましたが、それがありません。セオリー通りの手堅い『学び合い』でした。また、子どもたちもちゃんと動いていました。私の見立てでは、課題は二つです。教師が与えている課題と、テストで求めていることに乖離があるということです。『学び合い』で成績が上がらない理由は二つありますが、その一つがこれです。あと、「『学び合い』をちゃんとしなければ!」という気負いがあるため、本来のNさんの明るさが押さえられているようです。そのため、子どもたちの明るさが少ない。私と同じように、からかいまくればいいんです。明るく、ニコニコしながら、どんどん厳しい課題をやらざるを得ない状態に追い込めば良いんです。とにもかくにも、安心しました。(あ、Nさん、言い訳してもだめですよ)