■ [笑い]『学び合い』ばっかりの上越
私は全国に講演で呼ばれます。でも、地元の上越地区だけは別です。私は上越教育大学に勤めて22年ですが、ごく最近を除いて、地元の学校に講演で呼ばれることはありませんでした。でも、風向きが変わりかけていることを感じます。
ふと思います。上越教育大学は地元の学校に支えられた教育実習を行っています。ある学校は実習生の期間は『学び合い』ではなく、学生さんのために一斉指導をやっています。これが進んだら面白いことがおこります(http://manabiai.g.hatena.ne.jp/jun24kawa/20070531/1180595273)。馬鹿話がどんどん実現するところが『学び合い』のいいところです。
■ [大事なこと]学校サポート
今までに色々な学校にサポートに入りました。そこで学んだこと、それはクラスを変えることと、学校を変えることとは同じだということです。
ポイントは変わりたくない人に拘ると、良くない結果が生まれます。だって、自らの身を守るために、『学び合い』を失敗させたがりますから。結局、変わる人が変わり、変わった人が別な人を変える、その連鎖が必要です。それが成り立つか否かは、管理者がルビコン川を最初に渡り、その失敗の責任を負って、結果を求めることに尽きます。その求める結果は、クラスの範囲内でとどまるのではなく、より高い次元で志を持つことです。
『学び合い』のセオリーは、あらゆる次元において正しいと感じます。そのことを、ある学校の人に熱く、暑苦しく3時間以上、語りました。