■ [大事なこと]幸せ
私は多くの教師(また、これから教師になろうとする学生さん)に『学び合い』における本当の教師の幸せを教えてあげたいと願っています。『学び合い』では、教師は関わるのではなく、一歩引きます。でも、それによって多くを得られることを教えたい。
本日、ある同志から以下のメールをいただきました。
『ただいま家庭訪問中です。
長い教員生活ですが、家庭訪問で初めて「やきもち」をやかれる経験をしました。
ある家庭の保護者(お母さん)に「学級懇談会の話を聞いて、先生にやきもちをやいてしまいました。先生に、うちの息子をとられるような気がして・・・。帰りの車の中で、息子に、『おまえはお母さんの子だよ』と言ってしまいました。」と言われたのです。
「・・・?」の私に、お母さんは、続けました。
「先生の話を聞いていると、先生がクラスの子どもたちのことを大好きなのが伝わってきて、うちの子のことも褒めてもらい、とっても嬉しかったのです。よく先生が見ていてくれるのがわかってとても安心しました。でも、かわいい息子のことを学校にいる間、とられてしまうような気がして仕方がないのです。やっぱりやきもちをやいちゃうんです。」
そんな話を聞いて、びっくりして大笑いしながらも、私も嬉しくて思わずウルウル。ハンカチの登場となってしまいました。
私は、『学び合い』で、とてもよく友達と学び合っている子ども達のことを学級懇談会で話しました。色々な子ども達の色々な場面を、時間が許す限り、話しました。もちろん、『学び合い』でなければ、見取ることができない姿です。そうすることが、一番『学び合い』を理解してもらえるのかと感じたからです。
おかげで、どの家庭に行っても、「次の授業参観が楽しみです」と言ってもらえます。私も「もっともっと進化させておきます」と返事を繰り返す毎日です。』
私の返信は、いつも通り、日本を変えよう!という宿題です。あはははは