■ [嬉しい]勝てば官軍

教師になって25年ですが、担任は3回目です。一度目は昭和61年の高校教師時代、二度目は平成12年、三度目は今年である平成22年です。大学の担任は教員のローテーションで、教員数が多いために頻度が低いです。
上越教育大学の担任は、他大学と違って、1年生の前期に年間8度ぐらいはホームルームを担当し、合宿研修もします。ということで、担任っぽいことが出来ます。
一度目は、ガンガンに自分に引きつけて教師ドラマの教師みたいなことをして、その時は大成功と思っていましたが、実は大失敗をしました。二度目は、『学び合い』をやり始めた頃でしたので、それなりに距離をもって付き合いました。そして、今回は、『学び合い』のセオリー通りのことをしました。ただし、『学び合い』のことは教えませんでした。あくまで担任としてです。
幸い、この1年前期のホームルームには明確な課題があります。それは、クラスで教師の力量に関して話し、クラスの代表が発表するものです。それが5月の段階と、最後の2度あります。私は、発表は団体戦だと語りました。
幸い、1度目は16クラス中の準優勝で、前期の締めの今回は優勝を勝ち取ることが出来ました。担任の欲目かもしれませんが、学生同士のまとまりのよいクラスになったと思います。そして、わたしがゴチャゴチャしなくても自分たちで出来るクラスになったと思います。
勝てば官軍です。ま、自分の担任としての力もあったと、勝手に思います。とにもかくにも、嬉しかった。
追伸 担任すると、ベロベロにかわいがりたいという欲求を抑えるのが大変です。