■ [大事なこと]犯人は誰
我が家の一ヶ月の電気料金は7000~12000円です。この料金で電気を安定提供できることを求めたら、現状以外の回答はないと思います。世の中には、火力、水力、そして原子力以外の道がある。でも、それらは皆、高価です。
今回のことを概括して、「地震より津波が怖く。津波より原子力発電所の方が怖いことが分かった」と言っている方がいました。そうだと思いました。でも、それを東京電力や政府の責任にしている限り出口はない。両方とも、それほどのスーパーマンでないですから。でも、一ヶ月の電気料金が2万円、いや、3万円でもしょうがないという我々ならば、色々な選択肢が考えられるはずです。
自分の家の屋根を太陽光発電(あくまでも例えば)にすることは徳目ではなく、実利として成り立つようにしなければならないと思います。産業だって、安価な電力によって成り立つ産業は縮小し、エコがお金になる産業を育成する必要があるでしょう。
誰かを悪者に仕立てて溜飲を下げることは、決して、建設的ではない。人を変える前に、自らを振り返る。その後に、必要ならば、厳しく責任追及を行いましょう。でも、たいていは善意の人で成り立っていますから。
■ [大事なこと]出来ること
今、我々の出来る子は何でしょうか?テレビから四六時中流れる原子力発電所の映像を見ていても、何も出来ることはありません。正直、今、それに対応している人を信じられるかと言われれば、頷けません。しかし、懸命になって最善を尽くしている人が多いことは信じられます。信じるしかありません。
一方、出来ることがあります。まずは不必要な買い占めをしない。使っていない機器の電気を切る。募金をする。そして、頭を使って、自分の出来ることをする。
数日考えましたが、私の出来ることは、今、私が毎日やっていることが最善のように思います。つまり、どんなメールにも誠意を持って返答する。そして、前向きに計画する。