■ [ゼミ]日本を動かす
毎年のことながら、ゼミ生がどんどん変わっているのが教師として面白い。
入学後、1ヶ月の面談期間を経て、研究室を選びます。明らかに変わっている我がゼミを選ぶ人は、変わっています。が、その人でも私が「日本を変えるんだ!」と言えば、ビックリします。が、大学院2年生が、それを当然のように受け止めているので、それもビックリします。
半年間、色々と議論しながら、日本を変えると言うことは凡人が毎日やれることを積み上げることによって実現できることを「理論上」理解します。そして、上越教育大学の教職大学院のカリキュラムの中心である学校支援フィールドワークによって現場学校に入ります。そして日本全国の同志と関わります。それによって日本を変えることを「体験」します。そして、新入生からは変に見られる大学院2年生になるのです。
教職大学院も4年目に突入し、様々な環境が飛躍的に整いました。学校支援フィールドワーク開始半月で既にトップギアに入っています。まるで祭りのようです。ゼミの部屋は学生の仮眠室のようになります。私が仮眠しているある学生に「帰ってねたら?」と促すと、みんながいるここの方が居心地が良いとのことでした。あと2ヶ月で、昨年と同様に殆ど自室に戻らない学生の合宿所みたいになるのではと思うのです。
ま、当たり前ですね。凡人が日本を変えるのはごく普通のことを積み上げれば出来ますが、積み上げ続けるのは楽ではありませんから。