■ [嬉しい]教育実習
教職大学院には4ヶ月程度の教育実習があります。本日は教育実習でお世話になった学校の一つの学校にご挨拶に行きました。色々と馬鹿話と相談をして、帰ろうとすると校長先生からお酒とお米を頂きました。ビックリです。
教育実習の最後に学生の指導教員が校長先生にお酒とお米を頂くなんて、おそらく上越教育大学の教職大学院しかあり得ないと思います。聞いたら、学生も校長先生からプレゼントを頂いたそうです。
本学教職大学院の教育実習は学部の教育実習と根本的に違います。学校の先生方と一緒になって学校をよくすることが実習なのです。授業をして終わりではありません。ありとあらゆることをします。最終的には学校の先生方と仲間になり、そして忘年会等の会に呼ばれるような関係を結びます。その学校の準職員になることが実習なのです。
我がゼミの場合は4ヶ月だけでは無く、ほぼ年間を通して学校と関わり続けるのです。お酒やお米は嬉しいですが、それ以上に、実習校の校長先生からプレゼントをいただけたことが誇らしいと思います。
もちろん、その校長先生の特徴もあると思います。その先生は豪放磊落な方です。時にはバッサリとした発言もあります。しかし本当はとても神経細やかな方です。その先生が前に校長を務められた学校に我々のゼミが入りました。その学校での忘年会にゼミ生が呼ばれました。ゼミ生曰く、生涯で一番楽しい飲み会だと。その飲み会で、その校長は女性職員にバラの小さな花束を配ったそうです。え?っと驚きましたが、そちらの方が本当の姿なのだろうと思います。
実習校と良き関係を築けたことを喜びます。実習は終わりましたが、その学校のために我々が出来ることを少しずつでもやり続けたいと思います。