■ [大事なこと] ブラック企業
正規採用だといって採用するがアルバイトとして働かせ使い捨てる企業。求人情報に書かれている給与は信じられない残業の残業代を含んでいた。
この種の情報を一人一人の学生が把握するのは困難です。じゃあ、どこがやるべきか?大学ですね。地域密着型の高校と違って、大学は組織的情報収集と整理が必要です。大学間で情報の共有をすればブラック企業をかなり排除出来ます。
でも、そうする動機付けがあまりありません。大学にとって大事なのは、「就職した」という事実です。就職した後は評価の対象になっていません。
じゃあどうしたらいいか?
日本学生支援機構の奨学金の返済延滞者率を大学別に公表すればいいと思います。そうしたら、大学も卒業生からの情報収集をするでしょう。そして、それを大学間で情報共有しダブルチェック、トリプルチェックすることが出来ます。そのようなことをするために専属スタッフを充実させるでしょう。それによって、ブラック企業が排除されます。中小企業だけど社員を大事にする企業を志望する学生が増えます。