■ [大事なこと]不思議

『学び合い』に対してクレームをする保護者がいた場合、苦慮するのは当然です。が、私は分からないことがあります。じゃあ、一斉指導にクレームをつけられたら、どうします?
それを考えると問題の本質が見えてきます。
『学び合い』云々ではなく、それと同じ事をすれば良いのです。
もし、そうできないとしたら、そこに問題の本質があります。
■ [大事なこと]異学年『学び合い』は合法か?

たまに「異学年の『学び合い』は学習指導要領に反している」と自信たっぷりにおっしゃる方がいてこまります。細かい法規面に関しては「今すぐ出来る! 全校『学び合い』で実現するカリキュラム・マネジメント」に書いてあります。結論から言えば、異学年で教科学習をしてはいけないという規定はありません。もちろん学習指導要領にもありません。
近代法では違法であると証明されない限り、合法であることが原則です。
が、それでもゴチャゴチャ言う方もおられるでしょう。
決定的な証拠があります。私は「小規模校における定常的な学年・学校連携」というテーマで文部科学省から予算をいただきました。内容は、合同『学び合い』そのものです。必要な方は、文部科学省への申請書をお見せします。その予算は以下の通りです。
H25 10,270,000円(1,027万円)
H26 9,055,000円(905万円)
H27 6,792,000円(679万円)
学習指導要領に反しているものに対して、文部科学省が3年間に2500万円以上の予算をつけるわけありません。
ということで、チェックメイト、です。
■ [大事なこと]ジグソー法

今、ある人の聞かれたので応えます。
ジグソー法の限界は色々ありますが、大きくは3つです。
第一は、学力向上が保証出来ない。ジグソー法自体が学力向上のために開発されたものではありません。(ただし、力量のある教師ならば保証出来る可能性があります。ただし、以降の2つは力量のある教師も乗り越えられません)
第二は、授業内容の構造がジグソー法に対応できる場合は多くない。並列的な構造ならば可能なのですが、そういうものは多くはないです。従って、イベント的にしか出来ません。
第三は、能力的な広がりがあると実践できない。具体的には知的な能力に厳しい子どもが一定数いると分担させられない。だから、生活経験に基づく課題にするか、能力が一定以上(成績が一定以上の私立学校もしくは公立高校)の子ども集団にのみ適応できるのです。
おそらく、少なからざる実践している方々の疑問を言語化しました。
■ [大事なこと]理論と方法論

アクティブ・ラーニング協会の動画サイトがあります(https://find-activelearning.com/)。その左側の「授業手法から探す」という欄を開いて下さい。みると『学び合い』とジグソー法とKP法の3つしか無いことが分かります。残念ながら、アクティブ・ラーニングに関して一定の方法論が確立しているのは3つだけなのですね。
次に、それぞれを開いて下さい。『学び合い』は学校種・教科が多様であることが分かります。つまり汎用性があります。何故か、理論があるからです。そこが個人的な経験値に基づく実践と、実証的な学術研究から構築された理論に基づく実践との違いです。
このことは教科を横断して、学校全体でアクティブ・ラーニングに取り組む、カリキュラム・マネジメントには必須要件です。
追伸 ジグソー法はアロンソンの研究に基づいていますが、もともと人種問題解決の手法なのです。つまり、学力向上は主目的ではないのです。が、そのことを実践している方々の多くは知りません。原典を読んでいないと分からないですよね。ちなみに、私はジグソー法に関する学術論文を書いたことがあります。だから、その有効性と限界も知っています。
■ [大事なこと]教師の仕事

ユーチューブを使っている子どもの話です。http://shsh8939.hatenablog.com/entry/2017/05/18/214508
こういうのを読むと、「子どもに丸投げする教師」と言う人がいます。違います。こんなことをするような子どもを育てることこそが教師の仕事です。ユーチューブで代用できるような仕事は教師の本当の仕事ではありません。