■ [お誘い]教育同人社
ずっと前から教育同人社は『学び合い』を応援してくれています。その教育同人社の山口さんから、以下のメールを受け取りました。世界的な流れと言うより、時代の必然なのですね。ちなみに今度出す課題集は太っ腹な教育同人社さんの全面的な協力を得ています。だから、教育同人社さんのテストと相性がいいのは当然です。教育同人社さんはこんなこともやっています(https://manabiai.djn.co.jp/)。
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西川先生
教育同人社の山口です。
今年度は,なんとアメリカの小学校の授業を何度か参観してまいりました。
アメリカでも様々な授業がありましたが,印象的だったのは子どもたちが「どのように考えたのか」を教え合う授業でした。
大きなブロックを動かして説明する子がいれば,ノートに図をかいて説明する子もいます。
友達の説明に上乗せして説明する子もいました。
…そうです,上越や日本各地で参観してきた『学び合い』の授業と同じものでした。
子どもが活躍する授業には国境が無いということを強烈に感じました。
アメリカですから,肌の違う子が同じ教室で学んでいます。
そして,日本の子どもと比べると自分の意見を積極的に発言します。
「発言しないと自己の存在が埋もれてしまう!」という雰囲気を多くの子から感じました。
ふと,授業を見ているうちに「この教室に日本の子どもがいたら,発言できるだろうか?」と不安になりました。
気後れして一言も発せないのではないだろうか,と思ったのです。
積極的に自分の意見を発言できる日本人を育てないと世界に負けてしまうと,危機感も感じました。
是非,子どもが主体となる『学び合い』で「自分の考えを人前で説明できる子ども」を育ててください。
アメリカでは,小学校低学年を中心に算数の授業を参観しました。
私が見たところでは,日本の子どもの方が,基礎学力が高いと感じました。
日本の子どもの方が早く正確に計算できます。文章題も正しく立式をし,素早く答えを導きます。
きっと,日本の子どもは上質なドリルで学習することで基礎学力を定着させているのでしょう。
と,考えると,ちょっぴり誇らしい気持ちになりました(笑)
この度,西川先生の「『学び合い』を成功させる課題プリント集」という新刊において,教育同人社の算数ドリルの問題を提供させていただきました。
『学び合い』の課題の材料に弊社の教材が選ばれたことをとても嬉しく思っております。
是非,多くの学校で使われて,日本の子どもの学力をさらに伸ばして欲しいと願っております。
世界に通用する子どもを育て,日本の未来を明るくしてください!
教育同人社は,子どもが主体的で対話的に学ぶ『学び合い』をこれからも応援していきます。
各地の勉強会やセミナーに参加し,もっと『学び合い』の素晴らしさを学び,広げたいと思っています。
『学び合い』を実践する先生や会の活動のサポートもしていきます。
30年度も,各地域の『学び合い』勉強会に参加し,『学び合い』の会に対して様々な支援をしていきたいと思っています。
引き続き,教育同人社をよろしくお願いいたします。
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追記
来年度の教育同人社のテストは、教師用書が大きく進化します。
採点基準例や漢字の許容例を掲載し,採点がしやすくなります。
テストに連動したプリント集が付き,学力の底上げに役立ちます。
ぜひ,多くの先生方に進化した教育同人社テストを感じていただきたいと思っています。
よろしくお願いいたします。