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2019-06-18

[]多くの人の未来 21:33 多くの人の未来 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 多くの人の未来 - 西川純のメモ 多くの人の未来 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 文部科学省は一部エリートの養成のための施策をやっています。でもね、殆どの人はそうはなれない。https://blog.tinect.jp/?p=60537&fbclid=IwAR0boSla6L6iBkbqyA2zS1XssKwTAx90bo2u2ZBjyL6ZmcA43mRwqwsvilc

 さて、この現状をどう乗り越えたらいいだろうか?

 みなさん、どうしたらいいですか?

 『学び合い』のセオリーだったら自明です。能力は個人ではなく集団で考えればいいのです。

 クラスで一人ぐらいの子どもが従業員20名ぐらいの企業を起業し、数千人レベルのニッチなニーズに応えるサービスと製品を供給すればいい。その企業が潰れたら、別な小企業を起業する企業に吸収されればいい。

 私にはリアルに、それが見えるのです。

 だって、『学び合い』における子どもの様子をみていると、キラリとしている言動はごく希です。でも、誰か一人でもキラリとした発想をすると、それを磨く普通の子どもたちが多いことを知っています。

 あの、子どもたちの姿をみていないと分からんだろうな~

[]超正常 21:33 超正常 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 超正常 - 西川純のメモ 超正常 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 超正常という言葉が生物学ではあります。

 同種の生存競争では有効だけど、全体としての生存競争には無効なものです。例えば、サーベルタイガーの牙が代表的です。

 私は、暗記中心の受験競争の中での子どもたちを思います。

 受験戦争に勝つのは、相対的にものすごく楽です。だって、参考書や問題集が整備されている。ようは「やれば」いいのです。問題は、やり続けるか否かです。でも、大学を卒業してからの世界は違います。

 受験勝者の東京大学出身者はそれを理解しているはずです。同級生の末路を。

 これからの時代、個別最適化されねば、多くの子どもは救われない。