フィンランドの校長からの指摘に対して日本の校長が応えています。でも、日本の校長は日本の教育の呪縛に気づいていない。
課題には協働的課題と競争的課題があります。前者は全員が達成できる課題、後者は全員が達成できない課題です。例えば、マラソン大会だったら、自分のタイムを短くするという課題です。これは全員が達成可能です。一方、自分の順位を上げるという課題です。これは全員が達成できません。だって、だれかが順位を上げれば、だれかが順位を下げるのです。
このことを日本の校長は理解していない。
追申 校長個人の問題ではありません。それが普通だと思っている日本の教育の問題です。