全国レベルで、地域トップ校以外の公立高校の定員割れが進んでいます。子ども・保護者が公立高校を捨て、広域通信制を選択したからです。これからは、公立小中も子ども・保護者から捨てられるでしょうね。
私が本で書いていることは、出版当時はイノベーター寄りの1割の人しか分かりませんが、3~5年後ぐらいにはハッキリと傾向が見えます。
ドラッカーが言ったように、正しい予言をするには、既に起こっていることを補完・延長すればいいのです。時代の流れが分かったら、それは小さくともハッキリと見えます。
未来の教育を定めるのは、文部科学省でも都道府県教育委員会でもありません、校長でもありません。公正より公平を優先し、個別最適化より安定した品質を求める市場優先者ではなく、イノベーター寄りのユーザーが決めるのです。