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補足

 晩酌が終わりました。本(https://amzn.to/2VpYy0L)で書いたことを短く書きます。根拠は本をお読み下さい。

 第一に義務教育の1条校に行く必要はありません。

 小学校、中学校に1日も行かなくても、中学校卒業の資格を得られます。仮に文部科学省がどうこうしようとしても、財務省が許しません。事実、私の高校教師の時代、中学校に3日しか登校していない子がいました。

 第二に、広域通信制では特例措置によって、実態としての授業は数時間で済みます。

 第三に、広域通信制にいかなくても、大検で大学入学資格を得られます。その入試は5教科です。

 第四に、バランスの良い学力なんてありません。研究者として断言しますが、それを明らかにした実証的な学術研究はありません。工業化社会のコードに従っている偉い人の幻想です。

 第五に、みなさん、自分の嫌いだった教科を学ぶ意義を、今、理解していますか?私は学術的データで、そうではないことを知っています。

 第六に、これからの社会で金太郎飴みたいな基礎・基本の知識・技能を持っている人は不要です。正確に言えば、偏差値65以上は必要ですが、それ以下は不要です。だから、非正規雇用が多いのです。

 第七に、だったら、個別最適化を実現してはいかがですか?

 さて、これからが本題です。上記の世界において、今の学校が大事にしていることは無駄、というより邪魔です。今の学校のアドバンテージは人との関わりです。でもね、今の学校はそれを理解していない。自分の教材研究、自分の発問力で勝負しようとしています。

 では、今の学校のアドバンテージは人との関わりだと言いました。でも、もし、友達同士・

保護者同士で連れだって入学し、フリースペースで集まったら、どうですか?

 馬鹿馬鹿しく思える人が多いでしょう。でも、上記の流れ、間違っていますか?

 ネットの授業はリアルな授業に置き換われないとおっしゃる人がいます。

 笑います。

 大学生はタブレットの十分の1ぐらいの大きさのスマホを駆使しています。

 私には全く見えない小さな文字を読み続けています。それでいいのです。

 足りないのは対教師ではなく、対子どもです。

 なんで、私には当たり前のことを、長々と書くのだろう。