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妄想

 株などの資産による不労所得の方が労働所得を常に上回っていることがピケティの結論です。彼は多くの資産を持つ人に対して累進課税をして、富の再配分をすることを提案しています。

 しかし、私は違います。

 非富裕層が資産運用をするような税制を打ち立てるべきです。基本的にはNISAやiDeCoと同じ方向性ですが、それを拡大するのです。今のNISAやiDeCoでは老後を保障するに十分ではありません。

 昔は富裕層にしか解放されていなかった資産運用の方法が全ての成人に提供されています。日本人の貯金と保険に費やされているお金が資産運用に回れば、日本は少子高齢化社会においても豊かな国になれます。

 教師がそれを理解し、保護者に伝え、保護者が理解し、子どもに伝えて欲しいと願ってお金の本(https://amzn.to/3HgYzWX )を書きました。出版されてから半年たちました。実際に始めた方だったら、次の段階にシフトしている頃ですよね。あの本に書いた方法は、知識ゼロで、知識ゼロのままでいる人のための方法です。それでも1割弱のリターンがあったと思います。

 しかし、あの本を手に取って実際に資産運用をされたならば、もっと有利な方法がものすごく簡単に出来ることを分かったと思います。そして、なんでこんなことを学校で教えても得なかったのだと思いませんでしたか?そして、あの本が入門書としてかなり「いけている」本だと理解したと思います。いきなり知識のある人の資産運用方法ではじめるのはかなり危険です。

 しかし、私の妄想は止まりません。現在のお金に支配されている社会から、各人がオリジナルな富を生み出す社会です。断絶への航海(https://amzn.to/3ertCmJ )で示される社会です。私の最近の本の最後に書いている、体育館での飲み会がある社会です。それを目指して『学び合い』を生み出し本を書いています。

 できるだけ早く、多くの人が、工業化社会の呪縛から逃れて欲しい。それが早まれば、貧困と孤独の生活に突入する子どもを少なく出来る。