若い頃は、親が与えてくれた基本スペックが気になった。容姿、身長、経済力です。親は多くを与えてくれた、が、私の欲望を満足するほどではない。母親の血統は、痩せても、ほほがぷっくりする系統でした。それを母親に苦情を言いましたが、悪いことをしたと思います。
今の私は、若い頃から比べたら、6cmぐらい低くなっています。老人斑も出て、目袋もあります。鏡を見るたびに、笑います。でも、今を満足しています。就職してから40年弱で積み上げた経済的自由。なによりも、醜くなった私を愛してくれる家内。今後を考えるとき、親から受け継いだ容姿、身長は、無意味です。