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最終形

 西川ゼミはうまくいっています。私が何もしなくても、うまくいっているのです。だからゼミ生に「俺、何している?」と聞くと、全員が応えられない。何かやっているというものがない。ゼミ生にとっては私は気の良い親戚のおっちゃんです。

 何故、何をしているか分からないのでしょうか?それは問題解決していないからです。ゼミでは色々な問題が生じますが、ゼミ生が自己解決しています。クラスで何か問題起こって、教師がしたならば、ゼミ生は「これこれのことをしてくれた」と認識するでしょう。しかし、問題が起こる前に、それが解決しているようだったら、私が何をしているかは分からないでしょう。ようは、問題や歪みが起こる前に、子どもが自己解決すれば良いのです。

 では、何をしているか。

 定期的にゼミ生の質問に応えます。ありとあらゆる事に関して、迷い無く応えられます。それもこれも、『学び合い』のセオリーが身体化しているから。その中で私が『学び合い』のセオリーを身体化していること、その私は幸せである事を知ります。

 そんなこと、小中高では無理と思っている方へ。

 私が小中高で教師をやるならば、単元を任した『学び合い』にするでしょう。そして、1週間に1度。5人程度を集めて20分間程度、質問に応えるでしょう。子どもの中には大人の心を探るのが得意な子どもが3人ぐらいいます。だから、騙せません。ようは、心で勝負です。これが『学び合い』の最終形なのです。