私の書いている本は、実は全く異質な3階層があります。
第一階層は、面白くてためになる授業の方法。簡単に言えば、成績が上がり、帰属意識が高まる集団にするための本です。私の本の9割は、そうです。多くの教師が求める本です。
第二階層は、『学び合い』は子ども達が一生涯幸せになるための本です。学校で学んでいること、それが出来ても幸せになれますが、出来なくても幸せになれます。じゃあ、何が幸せに繋がるか。これが分かれば、語りに力が宿り、オーラを発します。
第三段階は、『学び合い』は教師（つまり自分）の幸せに繋がることを理解させる本です。これが理解できれば、『学び合い』を実践し続けることが出来ます。人は、おのが得になることは続きますが、それが見えないと、続きません。
私は3つを書き尽くしたと、今、思っています。ま、分からないことが分かるのが研究者の醍醐味ですから。第四段階があるかな？
