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悔いること

 ゼミ生の定番の質問の一つに、「若い頃に戻りたいか?」という質問があります。ようは、それを聞くことによって、今の自分はどうしたらいいかを知りたいのです。

 私の応えはいつも、「ない」です。

 ま、無理だと思いますが、大学一年生の私の誕生日から2ヶ月を永遠に繰り返せるなら、そうしたい。無理ですよね。戻れたとしても、その後がある。

 私の過去の時間の、どの断面を切り取っても、大変だった。大変だったから、その時々に出来ることをやり続け、少しずつましにし続けたのが「今」なのです。

 若い学生さんを見ていると思います。あの頃だったら、内臓脂肪も、皮下脂肪も遙かに少ない。彼らより、ずっと胴回りは少ない。しわは無い。シミも無い。お前らよりも、遙かにイケメンだ、と思います(自己判断で個人的主観です。)。でも、彼らが私の年になるまでの40年間、どれほど苦しいかを私は知っています。それを彼らは知らないから、今を生き続けられるのです。

 では、30年、40年前ではなく、5年前に戻りたいか、といえば否です。

 この5年間でも、相当苦労していました。繰り返したくない。

 それがあるから、老後に全く不安無く、老後は楽しみばかりしかイメージできないのです。これは40年間の積み上げの結果です。若い頃から、ずっと、少しはましになることをし続けたからです。

 では、今から10年後、20年後、30年後、・・・のある日に医者から余命の告知をされるか、突然の事故で死ぬとして、その事が分かった上で若い頃に戻りたいかを聞かれたらば、その時点の半年前に戻って、リピートしたい。ま、無理ですね。その場合は、すんなり死にたい。死後の世界があるか、転生があるかは、その時知るでしょう。

 ゼミ生諸君、それがうらやましいなら、5つの挨拶と投資をしなさい。教えて欲しくば、おしえますよ。